中国の広州でアパレル商品を仕入れてみたいけど、どこで仕入れればいいの?お得に買える卸売市場や問屋街はどこがオススメ?
そんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、中国の広州在住で普段はアパレルを仕入れて日本で売ったり、最近では某歌手グループから依頼を受けてTシャツを作ったりしています。今回はそんな僕がお客さんをアテンドする広州のアパレル卸売市場、問屋街をご紹介させて頂きます。
広州のアパレル卸売市場、問屋街は3箇所
中国の広州には、有名なアパレルが市場が3つあります。
1.新中国大厦(最寄り駅:一德路駅、文化公园駅)
2.白馬卸問屋(最寄り駅:広州駅)
3.広東益民国際(最寄り駅:沙河頂駅)
今回は、十三行という地域にある、新中国大厦に行ってきました。
広州のアパレル市場には掘り出し物がたくさん
実際に広州の新中国大厦の卸売市場でアパレルを見てきた写真などを公開させて頂きながらご紹介していきます。
ちょうど広州に行った時が12月だったのですが、広州のアパレル市場では店頭セールで、冬服がほぼすべて50元で売られていました。
特に冬はアパレル関係は利益が出る商品が多いので、広州の市場で、アパレル商品を50元で買ってヤフオクで5000円とかで売っている人もたくさんいます。(1元=約17円なので、850円で買って、5000円で売れば、利益は4150円です)
他にも広州のアパレル市場で面白かったのが、右側に見える帽子専門店。
価格を聞いてみると、仕入れは、69元でした。実際に触ってみましたが、かなり品質も良いので、日本では5000〜6000円ぐらいで売れそうでした。
品質が良いのが多く、店員さんに聞いてみると、日本からも買い付けに来ている人が多いようです。(店員さんの引き出しの中がチラッと見えたのですが、東京の某109の店舗の名刺なんかも入っていました)
日本人っぽいバイヤーも数名見かけたので、やはりまだまだ広州でアパレル仕入れをしている人はたくさんいます。
【注意点】時間は早めに行くのがオススメ
上記でご紹介した問屋街や卸売市場は、朝の早い時間からやっている事が多いです。9時前には開店して、そして早いお店(人気のお店)は昼の13時に閉まる店も多いです。
大体の店は17時前には店を閉めるので出来るだけ早い時間に行くのがポイントです。
【注意点】広州でのアパレル仕入れは時期が大切
広州のアパレル市場ですが、日本と同じかもしくはちょっと早い時期に衣替えの季節があります。だから広州で仕入れたいアパレル商品がある場合は、時期をきちんと考えて、行くのがオススメです。
最近は、中国仕入れでタオバオやアリババで仕入れる人も増えていて価格で言えば、タオバオやアリババの方が安い場合が多いです。ただ、実は時期などを見計らっていったり、卸売市場や問屋街で買うことで、淘宝網よりも安く購入ができます。
広州のアパレル仕入れはアテンド不要
広州のアパレル仕入れの場合は、中国人のアテンドを付ける方が多いのですが、僕の実感としては、特に不要かと思っています。
広州の卸売市場の人も問屋街の人も、商売人を相手にしているので、値段交渉は電卓だけで出来ますし、こちらが外国人だと分かると、中国語ではなく、英語を話してくれて、商品もその場で買えますので、特にアテンドがいなくても大丈夫です。
※アパレルの仕入れ量が、ダンボールやコンテナで大量に…という場合は通訳できるアテンドの人がいた方が良いですが、そこまでの量を仕入れる場合は、中国の縫製工場で直接作った方がお得です。
縫製工場で直接作る場合は、下記の記事でも詳しく書いていますので興味のある方はご覧下さい。
ちなみにアテンドを付ける場合は、1日約500元が相場です。朝から夕方までの場合が多く、昼食代金などはこちらが負担となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中国はやはりアパレル仕入れはおすすめです。特に上記で紹介した広州のアパレル市場は面白いです!
僕のクライアントでも、毎月広州の市場に入り込んで、ネットには売っていない商品を見つけてAmazonで売っていますし、実際東京の109に出店している店も広州のアパレル市場で買って、タグだけ付け替えて売っていたりもするので、中国からアパレルを仕入れる場合は、直接広州に行って自分の目で見る事をオススメします。
尚、4月と10月に広州に行く場合には、ぜひ、世界最大級の広州交易会も行ってみて下さい。詳細は下記からどうぞ。