「中国の物価って、日本の半分くらい?」
「昔は日本の1/3くらいと聞いたけど、今もそんなに安いの?」
中国旅行や中国への移住・駐在を考えている人なら、気になるところだと思います。
僕自身、中国で長く生活していますが、結論から言うと、
2026年現在でも日本より安いものはかなり多いです。
ただし、「中国の物価は何でも日本の1/3」という感覚は、もうかなり違います。
例えば、タクシーやデリバリー、ローカルの飲食店などは日本より圧倒的に安い一方で、輸入品や日本食、高級レストランなどは日本とほとんど変わらない、場合によっては中国の方が高いこともあります。
この記事では、実際に中国で生活している僕が、
家賃・食費・交通費・通信費・日用品など、実際に毎月払っている金額をもとに中国の物価を紹介します。
ネット上の統計だけではなく、できるだけ「実際に中国で生活するといくらかかるのか?」という目線でまとめてみます。
2026年現在、中国の物価は上がっている?
以前この記事を書いたときは、「中国の物価はどんどん上がっている」という印象がありました。
ただ、2026年現在は少し状況が変わっています。
現在の中国は、「毎年どんどん物価が上がっている国」と単純に表現できる状況ではありません。
むしろ実際に生活していて感じるのは、商品やサービスによる価格差がものすごく大きいことです。
ローカルの飲食店は安い。
タクシーも安い。
デリバリーも安い。
一方で、日本料理や外国ブランドの商品、高級ショッピングモールに行けば「日本とそんなに変わらなくない?」という価格も普通にあります。
この辺が今の中国の面白いところです。
【2026年】中国の物価を徹底公開!
今回は、僕自身の1ヶ月の生活費を公開していきます。結論から言うと、中国での1ヶ月の生活費は大体9000元=18万円程度です。
詳細は下記のような感じです。
1.家賃(光熱費含む)2LDK=3500元
2.移動費:1000元
3.通信費:180元
4.食費:3000元
5.その他:1000元
では、それぞれ具体的に説明していきます。
1.家賃(光熱費含む)
僕自身、毎年1回は引っ越しをしていますが、大体2LDK=60平米程度の部屋で、3000〜3500元程度です。
マンション自体は、日本人や外国人が比較的多い、綺麗なマンションには住んでいてこの価格ですが、ローカルのマンションだと同じ同じサイズで2000元程度になる場合が多いです。特に、独身の人なんかは友達と2人で1部屋を借りて共有している場合が比較的多いイメージです。
※ちなみに、北京や上海は1.5倍で計算したらちょうど良いぐらいで、家賃だけがやはり北京、上海は飛び抜けて高いです。
2.中国のタクシー・交通費
近い距離だと、共有自転車(1回=1元)を使うこともありますが、基本はタクシー・配車アプリを使います。
値段も日本と比べるとかなり安く、初乗り10元前後、30分程度乗っても数十元程度で済むケースがあります。
僕自身、広東省の工場に行ったり出張が多いので、それで車に乗る機会が多く、移動費は1000元程度となります。
最近は特にガソリンの値段が上がり、中国の物価は日本の1/3程度のはずが、ガソリンの値段もほぼ日本と変わらない価格になってきています。
3.中国のスマホ・インターネット料金
通信費も日本より安く感じます。
携帯電話は中国移動で契約しており、毎月約50元程度で、インターネット回線は家に引いており、1年間で1600元なので、1ヶ月で言えば、133元となります。(※ちなみにネット回線の速度は20Mなので、日本と比べるとかなり遅いです。)
4.食費
普段家族がいる時は自炊をしていますが、一人の場合や出張時には外食が多く、外食の場合だと、1回の食事で約200〜300元が平均となります。
僕の場合、自炊することもありますが、一人のときや出張時は外食が多いため、食費は月3,000元前後をひとつの目安にしています。
5.その他
水や日用品、ネット通販などは比較的安いものが多いです。
特に中国では、
淘宝(Taobao)
京東(JD.com)
拼多多(Pinduoduo)
などのECが非常に発達しています。
商品によっては「この値段で送料無料なの?」というものも普通にあります。
その他、水を買ったり、雑貨などをたまに買ったり、マッサージにも行ったりするので、雑費は大体2000元程度かと思います。
中国の物価リアルな数字
下記は以前ツイートした件なのですが、こちらの画像見てみてください。
中国の女性が毎月掛かる費用、5110元。今の日本円で言えば、約8万円ちょっと。かなりリアルな数字な気がしますねー。 pic.twitter.com/EqSRZrPU5a
— Taku@海外在住8年目 (@takuuworld) 2018年11月25日
こちら実際に知り合いの女性が中国のLINEと言われるWechatで投稿していた内容ですが、「男性が女性にあなたを養うよと言った後に、女性が1ヶ月に掛かる費用を答えて、それで断る」という面白い内容ですが、中国で1ヶ月に掛かる生活費を日本語にそれぞれ翻訳すると、
朝ごはん:8☓30=240元
昼ごはん:20☓30=600元
夜ごはん:20☓30=600元
交通費:5☓60=300元
化粧品:500元
服:1000元
家賃:1200元
光熱費:50元
管理費:120元
果物など:500元
合計5,110元
という感じです。
服や果物などを減らせば、もう少し安くなるかと思いますが、それでも友達との外食などに行くのを考えても、大体5000元ぐらいになってしまうのでは?と思います。
また他にも具体的な事例があればどんどんアップしていきます。
まとめ:中国はまだ安い。でも「何でも安い国」ではない
いかがでしたでしょうか?
2026年現在も、中国で生活していると日本より安いと感じるものはたくさんあります。
特に、交通費・ローカル外食・通信費・デリバリー・各種サービスなどは、日本と比べて安さを実感しやすいです。
一方で、日本料理や輸入品、高級店などは日本とほとんど変わらないこともあります。
なので、今の中国の物価を一言で表すなら、「生活の仕方次第で、かなり安く暮らせる国」というのが僕の感覚です。
日本も少しずつ物価が上がりインフレになっていますが、それ以上に中国は物価が上がってきています。
10年後などは、価格はほぼ同じか、もしかしたら日本の方が低くなっている可能性も考えられます。