中国の友人が結婚するとの事で、中国の結婚式に行って来ましたので、中国の結婚式事情について、日本と比較しながら実体験も含めて書いていきます。
中国の結婚式は日本と全然違う!?
僕自身、中国人の嫁がいる為、1年に2−3回は中国の結婚式に参加しているのですが、地域によっても結婚式の方法は異なります。
ちょっと都会であれば、きちんと結婚式会場に行って、結婚式が行われるのですが、嫁の実家など、田舎の方であれば家に料理品を呼んで、結婚式を行う場合が多いです。
今回は一般的な都会の方の結婚式について書いていきます。
結婚式会場は日本と同じぐらいの広さ
今回参加した結婚式は結構大きめの会場で、当日来場者はなんと450名。さすがは中国という感じです。
中国の結婚式に参加する時の服装は?
中国の結婚式の服装はどうすればいいのか?僕も初めて中国の結婚式に行く時には、かなり迷っていたのですが、新郎新婦からも「普通の格好でいいよ…」と言われたので、少しだけちゃんとした格好(綿パンツ、襟のあるシャツ、革靴)をしていったのですが、結婚式会場に着いてみるとみんなほぼ普段着でした。。
よくよく聞いてみると、新郎新婦はきちんとした結婚の衣装を来て、結婚式の受付や案内係を手伝ってくれる友達は、お揃いの服を着て、という感じで、他の人は服装は何でもOKというのが中国の結婚式みたいです。
中国の結婚式のご祝儀相場は?
気になる中国での結婚式のご祝儀ですが、中国では大体300~500元ほどとなります。
普通の友達=300元
仲の良い友達=500元
という感じで、親友なら1000元という感じになります。
中国の結婚式は席が決まってない!?
中国の結婚式の場合、新郎新婦の親戚だけは席が決まっていますが、その他は特に決まっておらず、空いている席にとりあえず座ってください。。というような感じで、僕が座った席も誰も知らない人ばかりでした笑
中国の結婚式の開始は日本とほぼ同じ
席に着いてしばらくすると、上記のような舞台上で、司会の人が出てきて、新郎新婦が登場するという感じです。
ちなみに、会場が大きすぎて、遠すぎて何も見えず、近くにモニタースクリーンがあったので、ほとんどの人はそちらを見ながら…。。
「あれ。。これじゃ会場に来てもあまり意味ないないような…。。」と思いつつスクリーンを見ていました。
その後、司会が新郎新婦に話を聞きながら、大体5分程度で話が終了。
その後は、お決まりのブーケが投げられて、食事が始まりました。
中国の結婚式の食事内容
中国の結婚式の食事は、日本と違い、大きな皿でどんどん料理が出てきて、それを好きにみんなが自由に取って食べるというスタイルになります。
ブッフェという感じではなく、一応、座っている席ごとにどんどん料理が置かれていきます。
まずは子豚の丸焼き。
海老とスパゲッティー
鶏の首付き蒸し焼き?
恐らくダチョウ。
ぜんざい?
と…他にもたくさんあったのですが、何かよく分からなかったので写真も撮らなかったです。
食事中には、新郎新婦が各テーブルを回ってきて、一緒に写真を撮って、まだ何かあるんだろうな、と思って待っていたのですが、なんとそのまま終了。となりました。
【考察】中国での結婚式費用はいくら掛かる?
中国結婚式の費用について聞いた情報などを踏まえていくらぐらい掛かるのか計算して見ました。
中国の結婚式は料理によって値段が様々変わるのですが、基本的には1つのテーブルごとの値段となり、値段は約1600~4000元ほどとなり、この値段×テーブルの数という感じです。
今回、45個のテーブルがあったので、恐らく掛かった費用は、料理の内容を見ても、45テーブル×3000元=13万5000元。(今のレートだと約230万円)
この費用には司会の人の費用や会場費、ケーキ、食事代金もすべて入っています。
採算は合うのか計算して見ましたが、ご祝儀の平均を取って1人から400元のご祝儀をもらえるとします。
450名の来場者×400元=18万元となり、結婚式自体は黒字になるのでは?という感じです。
中国結婚式まとめ
いかがでしたでしょうか?
中国の結婚式、日本と比べるとシンプルに大きな食事会のような内容ですが、上海や北京など大都市では、日本の結婚式のように行う会社も少しずつは出てきているようです。
後日談
結婚式終わってしばらくしてから新郎新婦に会ったのですが、当日は自分の子供や友人を連れて来ている人もいたり、ご祝儀が100元ぐらいしか入っていない人などもいて、結局は2万元(約34万円)の赤字だったみたいです。。
この辺りもさすが中国の結婚式という感じですが、参加してみると面白いので、ぜひ機会があれば参加してみてくださいね。