今までに中国、バングラデシュでOEM生産を行ってきましたが、今回、新たに、インドでOEM生産を行ってみました。
この記事を書いている僕自身、中国をメインでオリジナル商品を作ってきており、今までに作ったOEM商品は100種類を超えています。
そんな僕がインドでOEM生産を行った結果をお伝えします。
インドでのOEM生産
先日、インドの企業と取引をしている人と会ってきたのですが、その方は中国での物価上昇からインドで生産への切り替えを検討しているようで、色々な工場でアパレル商品を作ってもらっていました。
僕自身もちょうどオーダーがあったので、ワッペンを試しにインドで作ってもらえないかお願いしてみたところ、出来上がったのが、下記の感じです。
どっちが中国製でどっちがインド製か分かりますか?
答えは…
上がインド製
下が中国製
こんな簡単な刺繍のワッペンでもこれだけの差があります。
私自身も今売っている商品の一部をインドで探してみたのですが、色々な知り合い経由で聞いてみても、インドはまだ技術力が・・・という事で結局不良品率が上がるからという事で断念しました。
また、今大手アパレルメーカーなども、インドへの進出をしているそうですが、結局はインドで簡単な部分のみを作成して、難しい部分は中国へ・・・という形でうまく使い分けている企業が多いようです。
結局OEMはまだまだ中国の時代が続く
中国でオリジナル商品を作っている人は苦戦している人も多く、
中国の賃金が上がった…
中国製品は品質が微妙…
円安で仕入れの費用も増えた…
など様々声が聞こえてきますが、結局はまだまだOEMについてもしばらくは中国の時代が続くかと思います。
もちろん中国を活用せずにうまくやっている企業もあるかと思いますが、それはそれで大変な部分もあるし、人は簡単に行動を起こせないという部分が大きいので、結局どうなろうと…まだまだ中国依存が続くかと思います。
しかし、中国をただ活用するだけではなく、そこから新たな付加価値を生み出すのがあなたの仕事です。
中国という舞台を元に、そこからどれだけ多くの人に喜びを与える事ができるのか?
喜びを与える=お金をもらえる
という事なので、他の悪い部分は置いておいて、これからどう活用したら今よりももっと良くなるのか?
この部分を下記の記事など参考にしながら、ぜひ考えてみてください。