こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕自身、中国在住で、今は某歌手グループなどからライブで販売するTシャツを作る依頼を受けたり、あとは自分のオリジナル商品を作って、日本で販売を行っていたりします。
そんな僕が、今回は、アパレルを小ロット生産で作る過程、その方法を書いていきます。
アパレルを小ロット生産する方法とは?
基本的にアパレル商品を、小ロットで作る場合必要なのは、各寸法とどういうデザインで作るのか?という部分です。
ただ、最初は漠然的なイメージしか浮かんでいないかと思いますので、自分のイメージに一番近い写真を探してきてもらうのが一番早いです。
街で見かけたTシャツでもいいですし、海外で売られているTシャツの写真、facbookにアップされている写真。
なんでもいいので、イメージに一番近い写真をご用意頂ければ、「寸法はこんな感じかな」というのを工場の人が寸法を出してくれるので、あとはそこにプリントをする感じとなります。
僕のおすすめの方法は、今流行りの商品などは、インターネットで情報取集出来るので、下記のサイトなどを見て商品を探すのが一番です。
インスタグラム
https://www.instagram.com/?hl=ja
ピンタレスト
https://www.pinterest.jp/
特に最近では、人気の服などは、インスタグラムでも注目されて、かなり売れる流れも出来て来ているので、今流行っている服、人気の出てくる服などは、インスタグラムを参考にするのがおすすめです。
デザインの大枠が決まれば、その後に予算に応じて、どんな素材を使うのか?色は?など各寸法を相談しながら決めていく形となります。
アパレルを小ロットで作る場合の流れ
工場へ依頼する流れは主に下記となります。
①デザインを決めて工場にロット数を伝える
②金額を提示されるので問題なければサンプル作成
③サンプルが問題なければ、そのまま量産
尚、支払いは、②の段階でサンプル費用を先払い、そして、③でサンプルに問題なければ、金額の50〜80%を先払い(全額払いを提示される場合もあります)。
量産が終わって商品に問題がなければ、残りの残金を支払い、出荷となります。(中国では先払いが当たり前の文化となっているので、商品が日本に到着する前に全額を支払う必要があります。)
アパレルを小ロットで作る場合の値段はいくらぐらい?
下記は少し前に作った金額となりますが、
ロング丈Tシャツ型紙費用:300~500元(約6000~1万円)
印刷型代金:300~500元(約6000~1万円)
布代金:枚数分
原価としては大体上記の金額となります。
上記を見て頂けると分かると思いますが、Tシャツを作る場合でも型紙の費用が必ず必要となりますので、枚数を多く作った方が1枚あたりの単価は安くなります。(日本で以前にアパレル商品を作った事があり、型紙がある場合は、それを頂ければ、型紙代金は不要となります。)
アパレルを小ロットで作った場合の納期は?
納期としては、形や印刷などがきちんと決まれば2週間程度で納品が可能ですが、余裕を見て1ヶ月程度あった方が安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、簡単に書いてみましたが、
その他細かい事はこちらにも書いているので、下記もぜひ合わせて読んでみてください。