こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕自身、中国に住んでいますが、日々色々な工場に行ったりして、自分の商品や依頼された商品を作って日本で販売をしています。過去にはいくつかのクラウドファンディングもやってきており、今回はクラウドファンディングについて書いていきたいと思います。
結論だけ先に言うと、物販をやっている人はクラウドファンディングは法人などなくても個人でも誰でも20歳以上であれば出来ますので、今すぐやるべきです!
では、今回は個人でも出来るクラウドファンディングのやり方について説明していきます。
クラウドファンディングとは一体何?
クラウドファンディングとは簡単に言うと、「●●な夢があるのですが、応援してくれませんか?」というのが本来の形だったのですが、今は、「●●な夢があるのですが、応援してくれませんか?夢が実現したら、そのお礼に○○を差し上げます。」という形で、全世界で広がっています。
なぜこれだけ広がっているのか?
その理由は明確で大きなメリットがあるからです。
クラウドファンディングの大きなメリットとは?
では、クラウドファディングの大きいなメリットとは何か?大きく分けて3つのメリットがあります。それが下記の3つです。
①アイデアを形にしたい人が先にお金を集める事が出来るようになった。
②クラウドファンディングで応援した人は安く商品を買う事が出来る。
③市場に出す前にテストマーケティングが出来る。
このクラウドファンディングというものが出てきたおかげで僕らは、先にお金を集めて、お金が集まった後に自分の商品を作る事が出来るので、お金がなくてもより簡単に自分の作りたいオリジナルの商品を作れるようになってきました。
さらに、市場に出す前に販売のテストが出来るので、どんな人が興味があるのか?どこの地域の人が買っているかなど・・様々なデーターも手に入れる事が出来ます。(詳細は後述します。)
では、クラウドファンディングをやるにはどうすれば良いのか?そのやり方を、方法説明していきます。
クラウドファンディングのやり方
クラウドファンディングですが、簡単に流れを書くと下記の通りです。
①掲載の相談(3営業日以内)
②担当から連絡、返事
③プロジェクトページの初回申請
④担当と打ち合わせ(電話 or LINE or 直接会う)
⑤プロジェクト審査(約3〜5営業日)
⑥審査通過後、お申込み書類のご提出
⑦プロジェクトページの再申請&内容FIX
⑧公開前審査通過後、プロジェクト開始
⑨活動報告・リターン準備
⑩集まった応援購入額の送金(プロジェクト終了の月末締め、翌々月3営業日目)
※①から⑨まで早ければ1ヶ月程度となります。
おすすめのクラウドファンディングとは?
クラウドファンディングのサイトはたくさんありますが、利用者が一番多いのが、「Makuake(マクアケ)」です。2019年9月時点で66万人を突破しており、商品を掲載すると同時にたくさんのアクセスが集まります。
他にも、有名なところで言えば、CAMPFIREなどありますが、物販でクラウドファンディングを行うのであれば、Makuakeがおすすめです。
クラウドファンディングは個人で行う?法人で行う?
クラウドファンディングは個人でも法人でも出来、法人がある方は法人で、法人が無い方は個人でやればいいと思います。(僕の場合は、日本の法人を持っていないので、海外の中国法人でやりました。)
法人でやるか?個人でやるか?そこの違いはあまりなく、書類が一部異なるだけです。では、それぞれ説明します。
クラウドファンディングの法人でのやり方
クラウドファンディングを法人でやる場合は、 下記の書類が必要となります。
(※赤字は中国輸入など、海外から輸入した場合に必要な書類となります。)
・フォーマットの申込書・同意書
・法人の商業登記簿謄本
・工場からの見積書
・独占販売契約書
・海外案件審查資料
クラウドファンディング個人でのやり方とは?
クラウドファンディングを個人でやる場合は、 下記の書類が必要となります。
・フォーマットの申込書・同意書
・住民票の写し(取得から3ヶ月以内)
・印鑑登録証明書(発行後3ヶ月以内)
・職務経歴書(最終学歴からのもの)
・工場からの見積書
・独占販売契約書
・海外案件審查資料
どちらも書類が必要となりますが、個人の方が信用が問われるので、印鑑登録証明書など書類が少し多めとなります。
ただ、この書類を準備した後の流れはシンプルで、最初に書いた流れの通りとなります。
個人でも法人でも書類は役所に行けば貰えるので、特に心配はないかと思いますが、赤字の書類は別途自分で準備しないといけません。(「海外案件審查資料」はクラウドファンディングのフォーマットがあるので書いていけば大丈夫です。)
大事なのは下記の2つの書類なので、この2つの書類についてもう少し詳しく説明していきます。
・工場からの見積書
・独占販売契約書
では、それぞれ説明してきます。
工場からの見積書
工場からの見積書には、個人の場合は、「あなたの名前」、会社の場合は、「会社名」が入っている必要があります。
見積書は英語でも中国語でも何でも良いので工場から出してもらうようにしてください。
(輸入代行の会社などを使っている場合は、輸入代行の会社からの見積もりでも大丈夫です。)
独占販売契約書
独占販売契約書は、自分のロゴを付けた商品が自分の物であるという証明が必要ですが、商標などを取得していない場合は、「あなたのブランド名」が入った工場との契約書が必要となります。
契約書には、あなたのブランド名とあなたの名前、工場の連絡先があればOKです。
工場がテンプレを持っていない場合は、下記からダウンロードして印鑑を押してもらうようにしてください。
独占契約書はテンプレを作りましたので必要な方は下記からダウンロードして下さい。
» こちらからダウンロード
クラウドファンディングまとめ
いかがでしたでしょうか?
クラウドファンディングは個人でも非常に簡単に出来ますので、アイデアがあればぜひどんどんチャレンジしてみてくださいね。
特に中国輸入との相性は抜群なので、資金がなくても出来るのがクラウドファンディングですので!