香港国際空港から澳門(澳門)や珠海(ジュハイ)へ入国せずに、香港空港内から直接フェリーで行く方法があるのですが、今回はその方法を解説します。
実体験を元に写真を混じえながらレポートさせて頂きます。
香港国際空港からフェリーで直接澳門(澳門)や珠海(ジュハイ)に行く方法
香港国際空港からは広東省(深セン、東莞、広州、中山、珠海)やマカオなど様々な場所へフェリーが出ています。
上記の場所へは香港空港内のフェリーに乗れば直接行く事が可能です。
方法は非常に簡単で、シンプルに説明すると下記の通りです。
①香港国際空港のフェリー乗り場へ向かう
②飛行機に預けた荷物の引換券を渡し、チケットを購入する
③フェリーの時間の30分前にフェリーの乗り場に向かう
それでは、それぞれ説明していきます。
①香港国際空港のフェリー乗り場へ向かう
日本から香港国際空港に到着したら、まずは入境検査の方に進んでください。
入境検査の方に進んでいくと、入境検査と同じフロアに、下記のように「内地/澳門快船(Mainland/Macao Ferries)」と書かれてた看板が見えてきます。
その看板に従ってまっすぐ進むと、下記のようにソファがあり、フェリーのお客さんが待っている場所があります。
そのちょうど右手が香港空港のフェリーチケット売り場となります。(下記の画像の右のカウンターです。)
※香港空港からは、広東省(深セン、東莞、広州、中山、珠海)やマカオなど出ているので、行き先を選んでください。
②飛行機に預けた荷物の引換券を渡し、チケットを購入する
上記がフェリーのチケット売り場になります。
こちらで、パスポートを出して、行き先を告げると、荷物があるかどうか聞かれます。
日本からの飛行機で預け荷物があった場合は、ここで引換券を出してください。(引換券は日本の空港で荷物を預けた時にチケットの裏などに貼られるやつです。)
その後、フェリーのチケットの費用を払えば、荷物も自動的に飛行機からフェリーの方に運ばれますので、あとはフェリーの時間になるまで近くのソファなど待機してください。
③フェリーの時間の30分前にフェリーの乗り場に向かう
フェリーのチケット売り場の前にソファがあり、テレビがありますが、そちらに上記の画像のように、自分が乗る船が搭乗開始かどうかを知る事ができます。
基本的にはフェリーの出発時間の30分前から、フェリーへの搭乗が可能なので、30分前になったら、チケット売り場の近くに下記の乗船のゲートに向かってください。
そのままエスカレーターを下っていきます。
エスカレーターを降りて電車に乗り換えます。エスカレーターを降りてすぐ右側に電車があります。(約3分おきに出発)
電車を降りて、再度エスカレーターで上に向かうと、下記のようなフェリーに搭乗する場所になりますので、自分の行き先の番号のところに行ってください。
香港空港からフェリーへの乗り継ぎでの注意点
香港空港内からフェリーでの乗り継ぎでいくつか注意点があります。
それが下記となります。
①香港空港からフェリーへの乗り継ぎが1時間以上必要
②香港空港からフェリー乗り換えに対応している航空会社か先に調べる事
では、それぞれ説明していきます。
①香港空港からフェリーへの乗り継ぎが1時間以上必要
基本的にはフェリーの乗り継ぎ時間への1時間前にチケットを購入する必要があります。
香港空港からフェリー乗り換えに対応している航空会社か先に調べる事
すべての航空会社が対応しているわけではなく、LCCは注意が必要です。Peach(ピーチ)などは対応しておらず、そのまま乗り継ぐ事は出来ません。
日本でも有名なJALやANAは香港空港からフェリーでの乗り継ぎに対応しています。
■その他、対応している航空会社は下記の通りです。
JAL 日本航空 (JL)
ANA全日空(NH)
キャセイパシフィック(CX)
チャイナ・エアライン(CI)
チャイナ・エアライン(CI)
バニラ・エア(JW)
香港ドラゴン航空(KA)
香港エクスプレス(UO)
スクート(TZ)
ジェットスター・アジア(3K)
中国国際航空(CA)
中国東方航空(MU)
中国南方航空(CZ)
ジェットスター・ジャパン(GK)
タイガーエア(TR)
いかがでしたでしょうか?
香港空港からそのまま出国して中国国内に行くのも良いのですが、その分移動の時間が掛かるので、香港空港から直接フェリーで行く方がおすすめです。
最近は、マカオ、珠海、香港の橋も出来たので、こちらを使ってみるのもおすすめです。