中国輸入OEM

【2026年最新】タオバオ・アリババから仕入れる3つの方法|代行・外注・自力を比較

中国輸入を始めようと思ったとき、「タオバオ・アリババ(1688)の商品って、どうやって日本へ仕入れるの?」と疑問に思う人も多いと思います。

僕自身、中国輸入を長く続けており、以前は中国輸入代行会社を運営していたこともあります。

現在は単純に商品を仕入れるだけでなく、中国の工場へ直接OEM生産を依頼することも多くなりました。

その経験から考えると、タオバオ・アリババ(1688)から商品を仕入れる方法は、大きく3つに分けられます。

① 中国輸入代行会社を使う
② 中国側のスタッフ・パートナーへ依頼する
③ 自分で直接仕入れる

それぞれメリット・デメリットがあります。

これから中国輸入を始める人がどの方法を選べばいいのか、実際の経験をもとに詳しく紹介します。

タオバオ・アリババ(1688)とは?

中国輸入の仕入れ先として有名なのが、タオバオ(淘宝)とアリババです。

ここでいう「アリババ」は、中国国内向けの卸売サイト「1688.com」を指します。

実はアリババには、中国国内向けの「1688.com」と海外向けの「Alibaba.com」があり、この2つは別のサービスです。

■タオバオ(淘宝)
中国国内向けのECサイト
少量購入や商品リサーチに使いやすいアリババ(1688.com)
中国国内向けのBtoB・卸売サイト
卸仕入れやOEMの仕入先探しに使いやすい■Alibaba.com
海外バイヤー向けのBtoBサイト
英語など多言語に対応し、海外から直接取引しやすい

この記事では、中国輸入でよく利用される「アリババ=1688.com」を中心に解説します。

タオバオ・アリババ(1688)から仕入れる3つの方法

中国から商品を仕入れる場合、以前はタオバオ(淘宝)を利用する方法が一般的でした。

現在でもタオバオは非常に多くの商品を扱っていますが、ビジネスとして中国から仕入れるのであれば「アリババ(1688)」も重要です。

特に卸仕入れやOEM商品を作る場合は、アリババ(1688)で仕入先や工場を探すことも多くなります。

まずはタオバオと1688の違いを簡単に理解しておきましょう。

タオバオとアリババ(1688)の違い

タオバオは中国国内の一般消費者向けの商品が中心です。

1個から購入できる商品も多いため、商品リサーチやサンプル購入にも使いやすいのが特徴です。

一方の1688は、卸売や事業者向けの取引が中心です。

同じような商品でもタオバオより安く仕入れられる場合があり、中国輸入を本格的に行うのであればチェックしておきたいサイトです。

比較項目 タオバオ(淘宝) アリババ(1688)
主な用途 一般消費者向けEC 卸売・事業者向け
購入数量 1個から購入しやすい 複数・ロット購入が中心
価格 小売価格が中心 卸価格で安い商品が多い
商品リサーチ ◎ 使いやすい ○ 使える
サンプル購入 ◎ しやすい ○ 商品による
大量仕入れ △ ◎ 向いている
OEM・工場探し △ ◎ 向いている
おすすめ用途 少量購入・リサーチ 本格仕入れ・OEM

僕自身も、少量の商品やサンプルを探すときと、本格的に仕入先を探すときでは使い分けています。

ただし、アリババに出店しているからといって、すべての会社が製造工場というわけではありません。

OEMを依頼する場合は、実際に製造している工場なのか、それとも卸会社や商社なのかを確認することも重要です。

① 中国輸入代行会社を使う

中国輸入を初めて行うのであれば、一番簡単なのが中国輸入代行会社を利用する方法です。

欲しい商品のタオバオやアリババの商品ページを代行会社へ送り、代わりに購入してもらいます。

その後、中国国内の倉庫で商品を受け取り、検品・梱包をして日本へ発送してもらうという流れです。

商品の購入
中国国内倉庫での商品受取
商品の検品
梱包
国際発送
日本への輸入

最近では単純な買い付けだけではなく、

OEM・ODM
ロゴ印刷
オリジナルパッケージ製作
商品タグの取り付け
FNSKUラベル貼付
Amazon FBAへの直送

などに対応している中国輸入代行会社もあります。

代行会社を使うメリット

一番のメリットは、中国語ができなくても中国から商品を仕入れやすいことです。

タオバオやアリババの店舗とのやり取り、中国元での決済、中国国内物流なども代行会社側で対応してもらえます。

そのため、初めて中国輸入をするのであれば、まず代行会社を利用して、

「中国で商品を購入してから日本へ届くまで、どのような流れになっているのか」

を理解するのがおすすめです。

代行会社を使うデメリット

当然ですが、代行会社を利用すると手数料が発生します。

ただし、ここで注意したいのが「代行手数料だけで比較しない」ということです。

実際に中国から商品を仕入れる場合には、さまざまな費用が発生します。

商品代金
代行手数料
為替レート
中国国内送料
検品費
梱包費
国際送料
その他オプション費用

例えば「代行手数料0%」と書かれていても、人民元から日本円へ換算するときの為替レートにコストが含まれている場合があります。

また、代行手数料が安くても国際送料が高ければ、最終的な仕入れコストは高くなります。

そのため代行会社を比較するときは、手数料だけではなく「最終的にいくらかかるのか」で比較することが重要です。

僕自身、これまで20社以上の中国輸入代行会社を利用してきました。

実際に利用して分かった代行会社の選び方については、別の記事で詳しく紹介しています。

【2026年最新】タオバオ代行おすすめ比較|20社以上使った経験から選び方を解説【2026年最新】タオバオ代行を20社以上利用し、自身でも中国輸入代行を運営した経験から、代行業者の選び方を解説。手数料・為替レート・国際送料・検品・OEM対応など、本当に比較すべきポイントを実体験をもとに紹介します。...

② 中国側のスタッフ・パートナーへ依頼する

中国からの仕入れ量が増えてきたら、中国側に自分専用のスタッフやパートナーを持つという方法もあります。

例えば、次のような業務を依頼できます。

店舗・工場への問い合わせ
価格交渉
商品の購入
検品
サンプル確認
工場訪問
物流会社とのやり取り

代行会社の場合、一人の担当者が複数の顧客を担当していることもあります。

一方で、自社の商品や仕入れ方法を理解してくれるスタッフやパートナーがいると、細かい指示もしやすくなります。

OEMでは中国側のパートナーがいると便利

単純に既製品を仕入れるだけなら、代行会社でも十分対応できます。

しかし、中国輸入がOEMへ進んでくると、工場とのやり取りが一気に増えてきます。

例えば、

「この生地をもう少し薄くできない?」
「印刷位置を5mm上げてほしい」
「別の素材でもサンプルを作ってほしい」
「量産前に3個だけ確認用に送ってほしい」
「工場へ行って実際の商品を確認してほしい」

といった細かなやり取りが必要になります。

こうした指示を毎回違う担当者へ説明するより、自社の商品を理解している人が中国側に一人いる方が圧倒的にスムーズです。

僕自身も中国でOEM商品を作るようになってからは、単純な「買い付け」よりも、工場とのコミュニケーションや品質管理の重要性を感じることが多くなりました。

中国側の個人へ直接依頼する場合は注意

以前は、中国関連の掲示板などを使って中国人の買い付けスタッフを探す方法もよく使われていました。

僕自身も過去にこうした方法でスタッフを探した経験があります。

ただし、現在これから中国輸入を始める人に、いきなりインターネット上で見つけた個人へ高額な商品代金を送金する方法はおすすめしません。

取引相手の会社情報や身元が確認できない場合、商品代金を送ったあとにトラブルになる可能性もあります。

最初は中国輸入代行会社など取引主体が明確なサービスを利用し、仕入れ量が増えてから信頼できる中国側のスタッフやパートナーを構築していく方が安全です。

どうしても個人へ依頼する場合は、最初から大きな金額を任せるのではなく、小額・少量の取引から始めて信頼関係を作ることが重要です。

③ 自分で直接仕入れる

最後は、タオバオや1688から自分で直接商品を購入する方法です。

店舗や工場とのやり取りから決済、物流手配まで自分で行います。

自分で直接仕入れる最大のメリットは、中間に代行会社を入れないため、代行手数料などのコストを抑えやすいことです。

また、店舗や工場と直接やり取りできるため、商品の仕様や価格について直接交渉できるのもメリットです。

自分で仕入れる場合に必要になること

一方、自分ですべて行うとなると、かなり多くの作業が発生します。

商品リサーチ
中国語での問い合わせ
店舗・工場との価格交渉
商品代金の決済
中国国内での商品受取
検品
梱包
国際物流の手配
日本側の輸入手続き

一度だけ商品を購入するのであれば、それほど大きな問題ではありません。

しかしSKU数や仕入れ量が増えてくると、これらの作業だけでもかなりの時間が必要になります。

「自分でできる」と「自分でやるべき」は違う

中国輸入に慣れてくれば、自分でできることはどんどん増えてきます。

でも、「自分でできるから全部自分でやる」のが必ずしも効率的とは限りません。

例えば自分で買い付け作業をすることで毎月10時間かかっているのであれば、その仕事を代行会社やスタッフへ任せて、自分は商品開発や販売などに時間を使った方が利益につながる場合もあります。

中国輸入を事業として続けるのであれば、「何を自分でやるか」だけではなく、「何を人に任せるか」を考えることも重要です。

3つの仕入れ方法を比較

それぞれの特徴を簡単に比較すると、次のようになります。

比較項目 ① 代行会社 ② 中国側スタッフ ③ 自分で直接
初心者向け ◎ おすすめ △ やや難しい △ やや難しい
手間 ◎ 少ない ○ 比較的少ない △ 多い
コスト 代行手数料などが必要 契約方法による 中間コストを抑えやすい
OEM ○ 会社によって対応可能 ◎ 非常に相性が良い ○ 経験があれば対応しやすい

どれが正解というわけではありません。

自分の中国輸入ビジネスの規模によって、最適な方法は変わってきます。

初心者ならまず代行会社から始めるのがおすすめ

これから初めて中国輸入をするのであれば、僕はまず代行会社を利用するのがいいと思います。

最初から、

・中国語で店舗と交渉する
・人民元で決済する
・中国国内で検品する
・国際物流会社を手配する
・輸入手続きをする

ところまで全部自分で覚える必要はありません。

まずは代行会社を利用して商品を仕入れ、「中国から日本へ商品が届くまでの流れ」を理解する。

その後、仕入れ量が増えてきたりOEMを始めたりした段階で、中国側のスタッフや工場との直接取引を増やしていけばいいと思います。

タオバオとアリババはどう使い分ける?

僕の場合、タオバオとアリババは目的によって使い分けるのがいいと思います。

少量購入・サンプル・商品リサーチ
→ タオバオ

卸価格での商品仕入れ
→ アリババ

OEM商品の工場・仕入先探し
→ アリババ

まず1個だけ商品を確認したい
→ タオバオ

特に中国輸入を始めたばかりなら、いきなり大量に仕入れる必要はありません。

まずサンプルを取り寄せて品質を確認し、問題がなければ仕入れ数量を増やしていく方が安全です。

まとめ|仕入れ量に合わせて方法を変えていく

タオバオ・アリババから商品を仕入れる方法は、大きく3つあります。

① 中国輸入代行会社を使う
② 中国側のスタッフ・パートナーへ依頼する
③ 自分で直接仕入れる

初めて中国輸入をするなら、まずは代行会社を利用するのが簡単です。

そこから取引量が増えたり、オリジナル商品を作るようになったら、中国側のスタッフや工場との直接取引を組み合わせていく。

僕自身も中国輸入を続ける中で、単純な買い付けからOEM・工場との直接取引へと仕入れ方法が変わってきました。

大切なのは、単純に「一番手数料が安い方法」を選ぶことではありません。

自分が作業する時間や検品品質、トラブル対応まで含めて、「自分のビジネスにとって一番効率のいい仕入れ方法は何か?」を考えることが重要です。

これから中国輸入を始める人は、まず少量の仕入れから試してみてください。

ABOUT ME
Taku|中国・香港 × 海外ビジネス
中国・香港を拠点に、商品開発・中国OEM・Amazon海外販売などに携わっています。中国工場との商品開発から検品・物流、海外EC販売まで実際に経験。このブログでは、実体験をもとに中国ビジネス・越境EC・中国香港の現地情報を発信しています。