義烏(イーウ)に行ってみたいけれど、義烏(イーウ)はどんな感じなのか?実際の義烏(イーウ)の情報が知りたいな。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている僕自身、中国の広州に住んでいて、自分でオリジナル商品を作りのんびり暮らしながら7桁を安定的に稼いでいますが、義烏(イーウ)にも年に1回ぐらい用事があり行っています。
そんな僕が実際に義烏(イーウ)に行った時の様子を写真付きで書いていきます。
義烏(イーウ)とは?
義烏(イーウ)は世界でも最大規模と言われている巨大市場です。
義烏自体は元々何にもない場所でしたが、義烏市自体が上海に負けないように、盛り上げようと言う事で、中国中から様々な商品を集めて販売をし始め、それがいつの間にか巨大な市場になりました。
今では、店もどんどん拡大を続けて、すべての店を3分ずつ見ていくと、なんと丸々1年間も掛かってしまう…。。。という恐るべき広さです。
義烏(イーウ)への行き方
移動方法は車、新幹線、バスの3つがあるのですが、それぞれの時間および料金は下記の通りです。
車だと約3時間30分、約800~1000元程度
新幹線だと約2時間、約95~150元程度
高速バスだと約4時間、約160元程度
日本からだと、基本的には、上海の浦東空港に到着するかと思うのですが、新幹線に乗りたい場合は、上海のもうひとつの空港「虹橋空港」へ行く必要があります。
今回は、初回という事で、行きは車で行きました。
予め予約した車は6人乗りと少し大きめの車で車内は広く感じました。
初めからかなりの猛スピードで飛ばしながら、荒い運転で恐らく常時120km程度は出ていたのかと思います。。
予定よりも早い3時間10分程度で到着しました。
到着したのは16時過ぎでしたが、市場が16時頃から閉まるという事でこの日はそのままホテルへ。
ホテルの部屋は撮り忘れましたが、部屋もかなり綺麗な感じで朝ごはんバイキング食べ放題付きで、1泊300元(=約5100円)と非常に安い価格のホテルでした。
いざ義烏市場へ
翌朝9時から早速義烏市場へ行って来ました。
下記はホテルから撮った義烏市場です。
円形に広がっているようで、見える建物はすべて市場の一部だそうです。
中国でも最新式の壁をよじ登るラジコンがあったり…。。
巨大なラジコンのヘリコプターがなんと180元(約3060円)だったり…。。
と本当に何でもあるような感じで、歩き回りだけでも大変でした。
中には自転車をその場で買って、自転車に乗って回っている人もいましたが、市場に買いに来ている人は、アラブ系やヨーロッパ系の人が多く、アジア人は、韓国人はたくさん見掛けましたが、日本人は2組ほど見掛けただけでした。
義烏での仕入れについて
義烏には本当にあらゆる商品がありますが、工場直営の店もあり、1つ2つだけ買わせて…というのがOKな店とダメな店があります。
ラジコンやおもちゃなどは単品での購入が可能ですが、他は店に在庫がたくさんある場合なども購入が可能です。
あとは商品にもよるのですが、100個程度からの仕入れとなるようです。
当日商品がなければ翌日取りに行けば用意してくれたり、日本まで発送してくれる店もあるので、ぜひ様々回ってみてください。
基本は英語が通じるので、「I want buy this」とか言えば、値段を電卓で提示してくれるので、その場で価格交渉も可能です。
値段としては大体日本の価格の1/3~1/5程度ぐらいな印象がありました。
ちなみに100均で売られている物の原価は大体5~20円程度な気がします。。
もちろんこれに送料やその他手数料が掛かるので、もう少し原価は高くなるかと思いますが、100均が儲かる理由が分かったような気がしました。
夜は義烏夜市へ
市場が16時に閉まった後は、17時ぐらいから夜市があるそうなのでそちらの方に行って来ました。
夜市も様々な場所で出ているのですが、その中でも一番規模が大きいのが、「賓王夜市」です。
個人で行かれる場合は、賓王夜市とタクシーに見せれば市場近くのホテルからであれば、
約12元ほどで10分程度で行くことが出来ます。
そしてこの夜市の良いところは昼間の市場で買えなかったような商品が小売で、1個ずつ売られていたりするので、ぜひ行ってみて下さい!
特にカバンや服、電気製品などがメインですが、どれも驚くべき価格で買う事が出来ます!
義烏から上海へ
翌朝は日本へ戻るフライト時間が夕方だったので、朝9時33分発の新幹線で上海まで戻りました。ホテルから義烏駅までは約20分程度、タクシーは35元ほど掛かりましたが、無事に到着。
チケットは予め買っていたので、そのまま中へ入って時間が来ると中へ入りました。
中国の新幹線って言ってもボロボロなんだろうなぁ…と思っていたのですが、見た目は日本と変わらず意外と綺麗でびっくりしました。
中は静かで、3列シートでしたが、約2時間ゆっくりと出来ました。
新幹線は虹橋空港に着くのでそこから浦東空港までは、空港直行バスもしくはタクシーで約1時間程度で到着です。
義烏まとめ
今回は視察で行きましたが、実際に仕入れなどは行かれる人は、3泊4日などで行く人が多いようです。
市場に行ってまずは商品探し。
そしてホテルに戻ったら日本での販売の値段を調べる。
利益が取れそうな商品があればそのまま仕入れへ。
そしてまた商品探し→リサーチ→仕入れ…。。。
という流れです。
1度仕入れて売れれば、次回からは電話やメールでの注文も可能です。
中国商品と言うと悪い商品が多い印象があるかとは思いますが、きちんとした工場や店から購入する事が出来れば、品質もかなりしっかりしています。
義烏では商品のレベルや思ったことをその場で聞けるので、中国輸入をされている方は行ってみると面白いと思いますよ!
その他、おすすめは広州交易会です。こちらもぜひチェックしてみてください。